白夜館

 

 

 

幻想館

 

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー

最初の「スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望」(1977)の前日譚を描く「スター・ウォーズ」シリーズのスピンオフ作品。

前半のムードは暗く、「スター・ウォーズ」シリーズのキャラは出てくるものの、かなり雰囲気が違うのだが、中盤以降は「スター・ウォーズ エピソード6 ジェダイの帰還」(1983)の後半を彷彿とさせるような地上戦と宇宙戦を交互に描いており、初期「スター・ウォーズ」っぽい雰囲気が出ている。

全体的にユーモア要素や明るいタッチ、子供っぽいファンタジー要素などが陰を潜め、ラストまでシリアスタッチになっているため、「スター・ウォーズ」とは異質な世界観だが、スピンオフとして考えると出来は良い。

シリーズの中でも屈指の傑作ではないだろうか。

「フォースの覚醒」が、オリジナルキャストの登場で懐かしさを醸し出した反面、全員年を取ってしまったイメージの変貌振りに失望させられたのに対し、本作での懐かしいキャラは、全員、過去作品の映像を今の実写にはめ込んでいるようで、まさに当時にタイムスリップしたような感激を味わえる。
▼▼▼▼▼ストーリーをラストまで詳細に書いていますので、ご注意ください!▼▼▼▼▼
2016年、クリス・ワイツ+トニー・ギルロイ脚本、ギャレス・エドワーズ監督作品。

遠い昔、はるか銀河の果てで… 宇宙空間 帝国軍のシャトルがとある惑星に接近して来る。

それに気づいた少女ジン・アーソは走って家に帰ると、ママ!と叫ぶ。

ママは分かってると落ち着いて答え、ソウ・ゲイラ(フォレスト・ウィテカー)よにジンに写真を見せる。

そんなジンを呼び寄せたパパのゲイレン・アーソ(フェリシティ・ジョーンズ)は、パパがすることは全てお前を守るためなんだ、分かってくれ、私のスター・ダストと言い、ジンも分かったと答える。

ゲイレンはジンに行け!と命じ、ママは外でジンに首飾りを付けてやりながら、分かるわね?どこへ行けば良いか…、フォースを信じて!と言葉をかけ1人で逃がす。

その時、近くに着陸したシャトルから、デス・トルーパーとオーソン・クレニック長官(ベン・メンデルソーン)が降り立ち、家の前に出たゲイレンに近づいて行く。

その様子を、逃げる途中、舞い戻り、草むらに隠れたジンが見ていた。

探すのに苦労したぞ、こんな農場とは…、お前ほどの科学者が…、寂しいんじゃないか?とクレニックが話しかけると、ライラが死んでからな…とゲイレンが答えたので、そうだったのか…、お悔やみを言わせてくれ…と答えたクレニックだったが、背後に控えていたデストルーパー達に、家を捜査しろ!と命じる。

何が望みだ?とゲイレンが聞くと、研究が行き詰まっている。

元に戻って欲しいんだ、兵器が完成すれば間もなく全銀河に平和がもたらされるだろうとクレニックは言う。

恐怖だろう?とゲイレンが言い返すと、どちらにしろ安定は必要だとクレニックは答える。

私はもう役に立たない、記憶力が薄れているとゲイレンが言うと、君は天才だが、嘘は下手だとクレニックは皮肉る。

銃を構えたライラが姿を現したからだ。

ライラが蘇った…、奇蹟か?とクレニックがからかうと、彼だけ連れて行かないわとライラがクレニックに銃を向けながら声をかけて来る。

心配ない、君と子供も連れて行く、そして帝国の英雄として歓迎するとクレニックが答えると、巧くいくはずがないと言い、ライラが発砲、クレニックは左肩を撃たれるが、デストルーパーの素早い反撃でライラは射殺される。

クレニックは、娘がいたはずだ見つけろ!と命じる。

ジンは岩場に逃げて来ると、洞窟の奥の岩に見せかけた秘密の扉を開け、中の空洞に入り込む。

しばらくしてデストルーパー達が洞窟にやって来るが、ジンを見つけられずそのまま立ち去る。

その後、灯りを付けたジンは、入り口が開いたので見上げると、こっちにおいで、良い子だ、この先長いたびになる…と優しく話しかけて来たソウ・ゲイラがそこにいた。

タイトル

目覚めた大人になったジン(フェリシティ・ジョーンズ)は、牢の隣に宇宙人が寝ているのを見る。

そこは交易地「カフリーンの環」と呼ばれる地域だった。 ストーム・トルーパーがうろつく市場のような場所で出会った2人の人物。

すぐ船に乗ろう!昨日逃げて来た。奴らはカイバー・クリスタルを探しているらしい、何でもプラネットキラーと呼んでいた。

アーソだな? そこにでもスパイがいる!などと周囲を気にしながら情報交換していると、ストームトルーパーが身分証明を見せろと話しかけて来る。

帝国軍貨物船パイロットボディ・ルック(リズ・アーメッド)は、愛想笑いをしながら身分証明を出す振りをしてトルーパーを撃つと、ビビる情報相手にも、何とかなるってと言いながら抱きつき、射殺するとその場を逃げ出す。

ジング(帝国軍占領下) 現地のゲリラと思しき一団に捕まったボディは、脱走したパイロットだ、ソウ・ゲイラか?と隊長らしき宇宙人に聞くが、相手が自分を信じてないことが分かると、俺も同じ側で戦っているゲリラだ!と訴える。

巨大なジェダイの巨像が倒れている砂漠 ジンはトルーパー達の監視付きで労働収容所へ車で連行されていた。

その時、突然車が停まったので、また囚人を乗せるのか?とトルーパーが怪しんで立ち上がったとき、後部ドアが爆発し、突然乗り込んで来たキャプテン・キャシアン・アンドー(ディエゴ・ルナ)が、彼女だ!ここから出たいか?などと話しかけ手錠を外す。

ジンはその男を突き飛ばすと、後部ドアから飛び出そうとするが、黒いアンドロイドK-2SO(アラン・テュディック)の腕で弾き飛ばされ、おめでとう、あなたを助けに来ました。抵抗しないでくださいと穏やかに話しかけて来る。

反乱同盟軍司令部 今名乗っているリアナ・ハリクと言う名で、脱走や紙幣偽造など悪どい犯罪ばかりしている君の本名がジン・アーソと知ったら帝国も驚くだろう…と、作戦室で将軍が連れて来たジンに語りかける。

ゲイレン・アーソの娘で父は帝国軍の兵器開発者… 父は今どうしていると思う?と将軍が聞くと、15年も前よ、彼は死んだと思うことにしたとジンが答えると、兵器を作っているとは思わんかね? ソウ・ゲイラに会ったのは?協力する気がないなら元に戻す。

殺されずに彼と会うため手伝ってもらいたい、彼の行き過ぎた闘争心には悩まされて来たが、今は彼の力がいる。 貨物船のパイロットが逃げた。 新兵器は星を丸ごと壊せるらしい。完成する前に破壊しないと…、彼は必要人物、評議会と相談させましょうと最高指導者モン・モスマが言う。

もし成功したら?とジンが聞くと、あなたを自由にしますとモン・モスマは答える。

外に出たジンは、K-2SOから、将軍と会っていたキャプテン・アンドーの名と、再プログラミングされた元帝国軍のアンドロイドで戦力分析をやっていますすと自己紹介される。

そのキャプテン・アンドーに将軍は、見つけたら殺せと命じていた。

宇宙船に乗り込んで来たアンドーに操縦席に座っていたK-2SOが、なぜ彼女にブラスターを渡して私にはないのです?と聞いて来たので、初めてジンがブラスターを持っていることに気づいたアンドーは、どこで手に入れた?と迫るが、お互いの信頼第一よとジンはブラスターをちらつかせアンドーに忠告する。

アンドーとK-2SO、ジンを乗せた小型艇が基地を出発する。

義足のソウ・ゲレラは、部下が頭に布袋をかぶせたまま連れて来た貨物船のパイロットボディ・ルックが、自分で脱走して来たんだ、ソウ・ゲレラに話があるんだ!と訴えると、頭にかぶせていた袋を外してやる。

あんたに持って来たんだ、あんたに会えと言われたんだ。アーソに言われたんだ、あんたに会えと!とボディは言うが、ソウは無言のままだった。

デススターに接近するスターデストロイヤー クレニック長官に会ったグランド・モフ・ウィルハフ・ターキン総督は、兵器開発の遅れに加え今度は情報漏洩か…、既に町中の噂になっている…と嫌みを言われたので、兵器完成まで間もなくです。問題を処理しますと答える。

ターキン総督は、今日中に兵器のテストをするしかあるまい…と指示し、失敗はしませんとクレニックも答える。

ターキン提督は、完成間近のデススターの発射口をデストロイヤーからじっと見守る。

パパが守ってやる…、スターダスト…、ずっと代わらず守ってやる…、宇宙船の中で、ジーンはまた父親のことを思い出していた。

あれがジェダだ、ソウを探し出し、お父さんを探し出す…とアンドーは言う。 ジェダの町の頭上にはスターデストロイヤーが停泊していた。

それを見たアンドーは、君のお友達への備えだ、ゲリラのね…と着陸した宇宙船から出たアンドーはジンに言うと、K-2SOには船に残っているよう命じる。

ジンもK-2SOに荷物を渡すと、あなたに当たった弾の流れ弾に当たるのが嫌なのと言い残し、アンドーと2人で町へ向かうが、K-2SOは手にした荷物をその場に落とす。

ソウ・ゲレラはボディに、ボーガットと言う巨大なタコのようなモンスターをけしかけ、ボーガットは人の心を読みとる。

嘘をつけばすぐに分かる…、本当は俺に何を持って来た?貨物船パイロット…と檻の外から問いかける。

終わった時は、お前は抜け殻だ…、元には戻れない…とソウ・ゲレラは言う。

混雑する寺院の町を歩いていたジンは、人相の悪い宇宙人(後にカンティーナの酒場でオビワンから腕を切られる男?)と方がぶつかり、お前気に食わないなと因縁をつけられるが無視する。

貨物船パイロットにソウの内通者がいる。君の名を言えば希望があるかも…とアンドーはジンに言うが、そこでもストームトルーパー達が、身分証明を見せろと人探しをしていた。

あまねくフォースと共にあらんことを…、ネックレスをしているお嬢さん、君に話しかけているんだとジンに声をかけて来たのは、目の不自由なチアルート・イムウェ(ドニー・イェン)だった。

ジンが、何故ネックレスをしていると分かったの?と驚き、カイバークリスタルの何を知っているの?父はいつもライトセーバーの力の源と言っていた…と言う、強い心にはカイバーの力があるとチアルートは答え、あなた急いで逃げなさい、この町は間もなく吹き飛ばされる…とジンに警告する。

そんな町に帝国軍の戦車がやって来る。

その戦車に隠れていたゲリラ達が次々に爆弾を投げつけて来る。

それを見たジンは、ソウの仲間みたいだわとアンドーに教える。

ストームトルーパーも反撃し始めた中、親とはぐれ泣いている女の子に気づいたジンは、銃撃戦の中に飛び込み、その子を助け出し、すぐに駆けつけた母親に渡す。

ゲリラの攻撃はさらに続き、チキンウォーカーまで出動して来る。 ジンも参戦し、近づいて来たK-2SO型のアンドロイドを撃つ。

倒れたK-2SO型のアンドロイドの背後に、何故かK-2SOが立っており、私ではないと分かってた?宇宙船は退屈なので…などと話しかけて来る。

そんなK-2SOに手榴弾が込まれたので、それを受け取ったK-2SOはあっさり背後に迫ったトルーパー達に手榴弾を放り投げ爆発させる。

そこに近づいて来たトルーパー達が制止を求めると、K-2SOがジンとアンドーを捕虜として刑務所に連れて行く所ですと答える。

アンドーが何か言いかけると、顎を殴りつけ黙れ!一言もしゃべるな!とK-2SOは叱る。

しかしトルーパーはK-2SOの言動を怪しみ、カイロを調べると言い出す。 その時、通してやれ!黙って彼らを通してやりなさいと声をかけたのはチアルートだった。

チアルートは棒術でトルーパーを倒し始めるが、さらに大勢のトルーパー達が集まって来る。

その加勢のトルーパー達を攻撃したのは、チアルートの友人のベイズ・マルバス(チアン・ウェン)だった。

私に当たるじゃないか!とチアルートが怒ると、礼は良いぜとベイズは答える。 彼は仲間よとジンはアンドーに伝える。 叩いたりしてすみませんでしたと謝るK-2SOに、船に戻ってろと指示するキャプテン・アンドー。

ソウ・ゲイラに会わせてくれる?とベイズに声をかけたジンだったが、ゲリラ達に一緒に捕まってしまったので、我々は帝国軍の敵よ!私を殺したらソウ・ゲイラが大変なことになる。私がゲイレン・アーソの娘だから…とジンは伝える。

その時、町の上空に停泊中だったスターデストロイヤーが浮上して行く。

ジンらは全員、ゲリラのアジトの牢に入れられる。

チアルートは、我はフォースと共にあり…、フォースは我と共にあり…と祈りを唱えていたが、アンドーが何とか牢の扉を開けようと焦っているのに気づくと、もっと酷い牢にいたこともある…、キャプテン、君の牢は己の心にある…と意味有りげな言葉をかける。

ソウ・ゲイラは、ジンと会い、ジン!本当にお前か?信じられん…生きていてびっくりだよと久々の再会を信じられないようで、まだ俺のこと怒ってたのか?と聞いて来る。

ナイフとブラスター渡しただけで追出すなんて…、私まだ16だった!とジンが憎しみを込めて答えると、お前は帝国で働く科学者の娘だった。

それを気づいた連中はお前を利用しようとしていた…と告げたソウ・ゲイラは、今日の再会は罠だろう?パイロットのメッセージも何もかもだ…、奴らが送り込んだのか?俺を殺すためにやって来たのか?と疑わしそうにジンに問いかける。

帝国に抵抗するしかなかった…、戦争は私には苦痛でしかなかった…などと心情を吐露したソウは、付いて来いとジンに命じる。

デストロイヤー内にいたくレック長間は、皇帝がお呼びだ、口作だけないことを見せろ。

聖なる町を破壊すれば良い…とターキン総督に言われ、目標ジェダ・シティ!撃て!とデススターの兵器係に命じる。

牢の中で、隣にいるのは誰だ?とチアルートが聞くので、初めて隣の牢にも誰かが閉じ込められていることに気づいたアンドーは、帝国軍のパイロットだと教え、君は貨物船のパイロットか?ゲイレン・アーソを知ってるか?と壁の仕切り窓越しに問いかける。

隣の牢にいたのは、ふぬけのようになっていたボディだったが、メッセージを託された俺はパイロットだと答える。

それを聞いたアンドーは、分かった、ゲイレン・アーソはどこにいる?と聞く。

とある部屋に来たソウは、これが受け取ったメッセージだと言うと、床からホログラムが立ち上がる。

ソウ、もし君がこれを見ていたらまだチャンスがある…と語りだしたホログラムの人物は、ジンの父親ゲイレン・アーソだった。

ジン…、私のスターダスト…、クレニックにここに連れて来られた。

仕事を拒むことも考えたし、自殺も考えた。 しかし、裏をかいて、奴らに従順に従う芝居をすることにした。

兵器の名はデススター。

だが弱点はある、クレニックが気づかない弱点だ。

こんな人生を送りたくなかった… どこにいるんだ?私のスターダスト… ソウ、リアクターモジュールが弱点だ。

リアクターを見つけろ。 リアクターを破壊すれば全てが連鎖的に破壊する。

この文書は帝国軍の保管庫にある… そのメッセージを見ていたジンとソウは、時ならぬ地震が起きたことに気づく。

聖なる町にデススターの攻撃が加えられ、一瞬のうちに壊滅した瞬間だった。

キャプテン・アンドーは、牢のキーを操作し脱出に成功、K-2SOに連絡を取るが、船にいるが爆発で何も見えないと返事がある。

アンドーはジンを探し始め、ベイズはボディの牢の檻を破壊し、ボディを外に出してやる。

ジンを見つけたアンドーは、ジン!行こう!君のお父さんの所へ!と呼びかける。

彼と一緒に行くんだ、俺は行けない、お前は生きろ!とソウはジンに告げる。

デストロイヤー艦内から、デススターの光線により「聖なる町」が一瞬で壊滅した様を見下ろしていたクレニック長官は、すばらしい…と感激する。

アジトの入り口に接近して来たK-2SO操縦の宇宙船に乗り込み、ジン達は全員脱出するが、入り口でそれを見送ったソウは、巨大な岩が接近し、アジトもろとも崩壊するのと運命を共にする。

計算中です!とK-2SOがワープのタイミングを計っていると、私がやると言い出したアンドーがいきなり光速モードに入る。

デストロイヤーの艦内では、君に謝らねばならないな…、期待を上回る成果だ…とターキン提督がクレニックを褒めていた。

今のは兵器の能力のほんの一部でしかありませんとクレニックが答えると、兵器の完成が間近いことを皇帝に報告しよう、私の功績としてな…とターキン提督が言ったので、手柄を横取りされると感じたクレニックは逆上する。

するとターキン提督は、君は長官に器ではない…、情報漏洩は防げなかったし…ときっぱり斬り捨て、イーデゥの基地、そこにゲイレン・アーソの施設があると教えたので、すぐ調べますとクレニックは立ち去る。

その頃、反乱軍司令部に、ゲイレン・アーソの基地がイーデゥと判明したとのアンドーからの報告が入っていた。

将軍はアンドーに、私の命令はまだ生きていると伝える。

アンドーの宇宙船に乗って脱出したチアルートが破壊状況を尋ねると、町ごとだ…とベイズが答える。

アンドーがK-2SOに、進路をイードゥへと命じたのを聞いたジンは、そこに父がいるのね…と感激する。

場所を教えたボディは、お父さんは俺に正しい道を教えてくれたとゲイレンに改心させられた経緯を打ち明ける。

ジンはアンドーに、父のメッセージを見たわ、兵器の名はデススター、でも弱点がある。

あえて兵器を作って罠を仕掛けたのとジンは教えるが、メッセージはどこだ?とアンドーが聞くので、ホログラムを見たわ、慌てて逃げ出したから…と、証拠がないことを教え、信じてないのね?とアンドーを睨む。

すると、私は信じるよと声をかけて来たのはチアルートだった。

リアクターよ、モジュールを爆破すれば連鎖してみんな吹き飛ぶ…とジンは教えるが、ここからは同盟軍に連絡できないとアンドーは言う。

じゃあ、父を連れて来て証言してもらう!とジンは言う。

シャトルに乗船したクレニック長官はイードゥへ進路を取らせる。 イードゥ 帝国軍カイバー精製所 接近したボディは、敵に見つからず近づくには谷を行くしかないと指示する。

しかし、霧深い谷間を縫っていたアンドーの宇宙船は岩に期待の一部が接触、破壊炎上しながら不時着体制になる。

同盟軍基地ではアンドーの宇宙船からの信号が途絶えたのを知ると、将軍がイードゥに攻撃隊を出撃させる。

何とか壊れながらも不時着した宇宙船の船内では、アンドーが盗める帝国軍の船を手に入れるため偵察に出かけようとする。

敵に知られないため、必要最小限で行動する方が良いと言うアンドーは、敵基地の場所を知るボディだけを同行者に選んで出発する。

2人が出て行った後、彼は殺し屋に見えるか?キャプテン・アンドー…とジンに声をかけたのはチアルートだった。

殺意の側にいると闇のフォースが蠢く…とチアルートは言い、彼のブラスターは狙撃モードになっていましたとK-2SOが教えたので、ジンは雨が降る中、アンドーとボディの後を追うことにする。

チアルートも船を降りジンの後を追おうとするので、道が見えるのか?とベイズが聞くと、1人じゃない、お前がいるとチアルートが言うので、やむなくベイズも同行することにする。

1人宇宙船に残ることになったK-2SOは、困った人間達だ…とぼやく。 基地が見える崖にたどり着いたドディとアンドーは、双眼鏡で基地の内部を見て、いたぞ!ゲイレンだと呟く。

そのイードゥ基地に帝国軍のシャトルが到着する。

お前は戻って乗れる船を探せとアンドーはボディに命じたので、偵察だって言ったじゃないか、ここにいる!とボディは不満げに主張するが、行け!とアンドーは繰り返す。

基地に降り立ったクリニックは、ゲイレンに科学者達を全員呼ぶように伝え、全員揃うと、この中に裏切り者がおり、パイロットと組んで秘密を漏らした。

心当たりのあるものは一歩出ろ!と命じ、デストルーパー達に銃を構えさせる。

そんな中、1人崖に残ったキャプテン・アンドーは、ブラスターの照準をゲイレンに向けていた。

止めろ!私だ、私がやった!彼らは関係ない、助けてやれとゲイレンが名乗り出ると、アンドーは引き金を引こうとする。

しかし、次の瞬間、クレニックは撃て!と命じ、科学者達を全員その場で射殺すると、ゲイレンを殴りつけ、兵器の完成も怪しいもんだ…、詳しい話を聞こうじゃないかとクレニックはゲイレンに詰め寄る。

その時、ジンは単身基地に近づきつつあった。

その時、アンドーに宇宙船に残っていたK-2SOから、キャプテン、聞こえますか?同盟軍が接近していますと通信が送って来る。

基地では、敵です、将軍!と声が上がり、同盟軍のX-ウィングが接近して来たのが見えたので、クレニックは直ちに戦闘態勢に入らせ、タイファイターの出撃を命じる。

X-ウィングが基地を攻撃して来た中、基地内に侵入していたジンが、お父さん!と呼びかける。

クレニックは脱出してくださいと声をかけられ、ゲイレンを撃った後その場を立ち去る。

基地近くに隠れていたチアルートは、接近音を頼りに仕込み銃を上空に向け発砲し命中させる。

爆破に巻き込まれジンも吹き飛ばされるが、パパ!私よ!とゲイレンに駆け寄ると、ジン!私のスターダスト!と虫の息で答えて来たので、パパのメッセージを読んだわとジンは伝える。

あれを破壊しないと…とゲイレンが言うので、分かってるとジンは答える。

言いたいことがたくさんある…とゲイレンは呟くが、やがて声が途切れる。

パパ!と絶叫するジン。

そこに駆けつけて来たアンドーが来るんだ!と呼びかけるが、ジンが置いて行けない!とゲイレンの側から動こうとしないので、彼はもう死んでいる!と言い聞かせる。

その頃、帝国軍の船の操縦席を確保していたボディに、一緒にいたK-2SOは、これであなたも同盟国の一員ですねと言葉をかける。

その船に戻って来たジン、チアルート、ベイズが乗り込んだので、出せ、KS!とアンドーは呼びかけ、了解と答えたK-2SOとボディは船を発進させる。

基地は同盟軍の攻撃で大爆発を起こす。

ジンはアンドーに、私を騙したと睨みつけたので、ショックを受けたのは分かるが…とアンドーがなだめると、父を殺すつもりだった、間違いないわ!あんたが1人でいたのもそのためね!とジンは責める。

チャンスはあったが引き金は引かなかった…、命令だったんだ…とアンドーが明かすと、命令?間違った命令でも従うの?ストームトルーパーと同じねとジンは軽蔑したように言う。

この戦いに巻き込まれたのは6歳の時だった。両親は殺され、何とかしようと1人で生きて来た!とアンドーが説明するが、そんなことでごまかせない!とジンは言い切る。

宇宙船は、一路ヤヴィンの同盟軍司令基地へ飛ぶ。 その頃、火山の惑星に降り立ったシャトルから降り立ったクレニック長官は、ダースベイダー卿に会う。

白濁した液体の容器の中から出て来たベイダー卿は、クレニック長官、落ち着きがないなと声をかける。

時間に追われています。お望みの兵器が完成しました。皇帝陛下にお目にかかりご報告したく思いますとクレニックは訴えるが、問題が起きたそうだな?町が消えて基地が攻撃された…、基地のことは鉱山の事故ということで皇帝陛下にはご報告しておいた。

敵が罠を作ってないと証明されるまで休んでいられんぞとベイダー卿はクレニックに釘を刺す。

しかし、私は…とクレニックがさらに発言しようとした時、突如息が出来なくなったことに気づく。

途中で息切れなど起こさんことだな、長官…とベイダーは念を押す。

ヤヴィンの同盟軍司令部では、戻ったアンドーからデススターが完成したとの報告を聞いた枢密院の仲間が、降伏するしかない!論外だ!と意見を言い合っていた。

彼女の父ももう1人も帝国軍だ、帝国軍の罠だ!などとジンとボディを疑う意見も出て来たので、ここでぐずぐずしていたらジェダの二の舞のなるのよ!設計図が必要なの!仲間を送り込まなければ反乱軍は終わりよとジンは必死に訴えるが、ごめんなさい、ジン…、評議会の同意を得られない以上実行は不可能なの…とモン・モスマは言い渡す。

がっかりして基地から出ようとしたジンに、みんな降伏を選んだ…とがっかりしたように声をかけて来たのはボディで、フォースが強まって来たと声をかけて来たのはチアルートだった。

4人じゃ少ないだろう…とベイズが案じるので、あてでもあるの?とジンが問いかけたとき、みんな君を信用してないと声をかけて来たのはキャプテン・アンドーだった。

そのようね…とジンが腐ったように答えると、私は違う君を信じるとアンドーは答え、この連中もだと、背後に控えていた仲間達を紹介する。

彼らはほとんど反乱軍のために暗殺など汚い仕事をして来た。

反乱軍のためと自分に言い聞かせた。 正義の大義のためだ。 それがなければ全ては無意味になる…、冗談じゃない!と吐き捨てるようにアンドーは言う。

楽じゃない、行こう!とボディが呼びかける。

ジン、私も一緒に行きますとK-2SOからも声をかけられたジンは感激し、いつも悪い時は1人だったから変な気分…と言うと、すぐに慣れるとアンドーが励まして来る。

フォースが共にあらんことを…とチアルートが呟き、全員乗って来た帝国軍用の貨物船に乗り込む。

その時、その船は立入禁止だと同盟軍からの司令が聞こえて来たので、許可は得たと思わずボディが答えると、コールサインは何だ?と司令部は聞いて来る。

ボディが言いよどんでいると、ジンが何でも良いから答えて!と小声で指示を出し、つい、ローグ…、ローグ・ワン!とボディは答えてしまう。

そんなコールサインはないぞ!と司令部は返答して来るが、今はありますと答えたK-2SOは船を発進させる。

司令部内では、戦いは避けられない…、アルデランに戻って助けを求めましょう。予備隊にはクローン戦争でも助けられました。

信頼できる使いでないと…とモン・モンマスが言うと、彼女なら大丈夫と誰かを思いついたように将軍が部屋から出て行く。

スカリフ 帝国軍安全管理施設 帝国軍の貨物船SW-0608に乗って惑星上に浮かぶバリアを張った入管設備に接近したボディは、飛行ルートが変更になった…と通信を送る。

万一、船の暗証番号が変更されていたら、通過する前に破壊される危険性があった。

ジンは、首から下げていたクリスタルのペンダントを取り出して見つめる。 しかしすぐに、侵入許可が下りる。

貨物船は開かれたバリアを通過し、惑星状に接近する。

南海の浜辺に似た誓いの場所に巨大なシャネルタワーがそびえており、その頂上部分に巨大なパラボなアンテナが付いていた。

タワーが建造物の文書データの保管庫で、アンテナはデータ送信用のアンテナだった。 アンドーが貨物船を着陸させ、デススターの設計図を何としても見つけるわとジンは意気込む。

アンドーは緊張している仲間達に、船の東側に展開して派手にやってくれ、敵から私たちを引き離してくれと指示を出す。

俺は何を・と聞いて来たボディには、ここで待機していてくれ、逃げる時に君がいないと困るとアンドーは答える。

SW-0608、監査チームに備えろ!とのアナウンスが響いて来たので、ボディは後部ハッチを開いて、監査に宇宙船には行って来た帝国軍の将校とトルーパーに、積み荷リスト見ますか?などと話しかけ、床下を見下ろす。

そこにはベイズらが隠れて待ち受けていた。 そんなスカリフに、クレニック長官が乗ったシャトルがやって来る。

しっかりな、幸運を!とベイズがジンに声をかける。

外の様子をうかがっていたボディが、今だ!と合図し、ベイズ達は宇宙船を次々に降り、将校とトルーパーに化けたアンドーとジン、そしてK-2SOが帝国軍の基地内に入り込む。

K-2SOは、嫌な予感がします…といつものように不吉なことを呟く。

一方、船の東側に向かったベイズらはヤシのジャングルに入り込む。 そこへクレニックのシャトルが飛来する。

ベイズたちは、時限爆弾をメンバー達に配布する。 チアルートが近づいて来たストープトルーパーを倒す。

メンバー達は手分けしてあちこちに時限爆弾を設置して行く。

基地に到着したクレニック長官は、ゲイレン・アーソの通信記録を全部の中から洗い出せ!と現地の将軍に命じる。

K-2SOは、自分と同型アンドロイドのプログラムを盗み出すと、89名のトルーパーが保管庫にいますとアンドーに知らせて来る。 アンドーはベイズに、いつでも始めてくれと通信する。

設置していた時限爆弾のスイッチが押され、ビーチ全体で一斉に大爆発が起こったので、司令室からそれに気づいたクレニックは、何をしとる!トルーパーを差し向けろ!と命じる。

そんなスカリフに、ベイダー卿が直々に来るらしいという知らせが届く。

一方、ヤヴィン同盟軍司令基地では、スカリフで交戦が始まったとの知らせが届き、ラダス提督が既に援護のため出撃したとの通信がモン・モスマに知らせられる。

ただちに、モン・モスマは、X-ウィングを出撃させる。

その様子を格納庫から見ていたC-3POはR-2D-2に、スカリフへ向かうんだってさ、我々には何の知らせもないなとぼやいていた。

帝国軍の貨物船に残っていたボディは、通信を使って偽情報を基地に流し、敵を攪乱していた。

そんな中、銃撃戦に夢中になっていたベイズは、側で戦っていたチアルートから、走れ!と声をかけられる。

振り向くと、巨大なAT-ATウォーカーが接近していた。

スカリフ近くの宇宙空間に到着した司令艦に乗ったラダス提督が呼びかけると、ブルーリーダー、ゴールドリーダー、レッドリーダーと各攻撃機から応答がある。

クレック長官は、基地を封鎖しろ!と命じる。

惑星状の通過ゲートのシールドが閉じ始めたので、同盟軍は何とか突破しようとするが、かろうじて通過できたのは数機だけで援軍の追加は不可能だった。

閉じ込められました!データ送信をしましょうとタワー下に侵入したK-2SOが提案。

それを知ったアンドーはボディに、シールドゲートをこじ開けるんだ、何とかしろ!と命じる。

ジンはその場に残るK-2SOにこれ使ってと言いながらブラスターを手渡す。

ベイズはバズーカをAT-ATの頭部に打ち込むが、効果がなかったかに思えた次の瞬間、AT-ATの頸部が爆破され、AT-ATは転倒する。 飛来したX-ウィングが攻撃してくれたのだった。

データー発信用のマスタースイッチを見つけろ!とボディはベイズに通信する。 デストロイヤー交戦用意!と軌道上のラダス提督が全軍に発信する。

地上では、次々に同盟軍がAT-ATを破壊していた。

タワー下部のコントロールルームに残り、データの在処を探し始めたK-2SOは、駆けつけて来たトルーパーから発砲されたので、ブラスターで撃ちかえす。

多数のタイファイターが出撃する。

マスタースイッチはタワーの下にあるとボディはベイズに教える。 同盟軍のB−ウィングがビーチに到着する。 軌道上の通過シールドゲートは全く開く気配がなかった。

K-2SOの指示を受けながら、タワー内面部にある無数の収蔵データの中から、設計図を見つけようとしていたジンだったが、「スターダスト」と言うコードネームを発見したとき、これだわ!父がいつも私のことをそう呼んでいた!とアンドーに伝える。

ボディは外の通信装置にケーブルを繋いでいた。 コントロールルームのK-2SOが攻撃され、全館の電気が落ちる。

お別れです…と言うK-2SOの最後の声が聞こえ、K-2SOの機能は停止する。

クレニック長官にデータ庫に何者かが侵入したとの報告が入ったので、ビーチの敵を殲滅しろ!と命じ、クレニックは自らタワーへ向かう。

接続できない!と激しい交戦の中通信ケーブルを繋ごうとしていたボディは連絡するが、やるんだ!とアンドーは命じる。

何とか貨物船に戻って来たボディは、ケーブルを船内の装置に接続する。

下がって!と叫んだジンは、ブラスターでガラスを壊すと、大きくジャンプし、吹き抜けのタワー内部のデータメディア保管庫に飛び移る。

ベイズ!まだか?早く繋いでくれ!マスタースイッチはコンソールの所だ!とボディが叫ぶ。

ジンは、データメディアの位置にたどり着き取り外す。 そこにクレニック長官がやって来る。

メインスイッチの場所は分かったが、敵の攻撃が凄まじく、ベイズは動けないでいた。

その時、我はフォースと共にあり、フォースは我と共にあり…と呪文のように唱えながら、チアルートが銃弾の中を立ち上がって歩き出す。

それに気づいたベイズが、戻って来い!と呼びかけるが、何とかコンソールの所にたどり着いたチアルートは、メイン推知を手探りで探し当てるとすぐに引く。 通信が繋がったことを知ったボディは、やった!と喜ぶ。

行け!行くんだ!とアンドーが呼びかけるが、クレニックに撃たれて墜落したのを目撃したジンは、キャシアン!と叫ぶ。 チアルート!戻って来い!とベイズが呼びかけた次の瞬間、チアルートは撃たれて倒れたので、驚いたベイズが側に駆け寄る。

チアルート!心配ない、大丈夫だ!と声をかけたベイズは、全てはフォースのために!我は常にフォースとともにあり、フォースは常に我とともにあり!と唱えながら敵に向かって突き進みだす。

イオン魚雷発射! デストロイヤー、エンジン停止しました! 宇宙空間でも、スターデストロイヤーとの壮絶な戦いが繰り広げられていた。

ローグ・ワン!聞こえますか!とアンドーが呼びかけると、ラダス提督だ!と応答して来たので、手に入れました!データ送信をするのでシールドを破壊してくださいとアンドーは要請する。

ラダス提督は、ハンマーヘッド・コルベットを呼べと命じる。

その直後、貨物船の中に手榴弾が投げ込まれ、ボディの目の前で爆発する。

我はフォースと共にあり…と呪文を唱えながら歩いていたベイズも撃たれて倒れる。

その時、ベイズが射殺した敵トルーパーが、手榴弾を持ったまま崖から近くへ転がり落ちて来たので、ベイズの目の前で大爆発が起きる。

コルベット5、ロックオン! ハンマーヘッド・コルベット宇宙船が、スターデストロイヤーの側面に激突して行く。

ジンはタワー内部を登り、頂上のタワーの所に出ると、データをセットする。

アンテナのラインネットをリセットしますという音声が流れ、巨大パラボラアンテナがゆっくり上空を向き始める。

宇宙空間では、スター•デストロイヤー二機が衝突し大きく破損していた。

タワー頂上では、アンテナ送信準備良し!の音声が流れる。

その時、どこからともなく銃撃して来たので、ジンは思わず、頂上の張り出し部分から落下しかけるが、何とか片手で掴み這い上がる。

タワー中央部から姿を現したのはブラスターを手にしたクレニック長官だった。

誰だ、貴様?と銃を向けながら近づいて来るクレニックに、知ってるはずよ、私はジン・アーソ、あなたの負け…、父の復讐をするとジンは答える。

デススターの発射孔がスカリフ方向を向く。

負けじゃない…、負けたのはお前の方だ。反乱軍と共に死ね!とクレニックは言いながらブラスターの引き金を引こうとするが、次の瞬間背後から撃たれて倒れる。

その背後に現れたのは、撃たれて落下したキャプテン・アンドーだった。

追突し大きく破損したスターデストロイヤーが、軌道上の通過バリアシールド装置の上に沈没して破壊する。 送信中! スカリフからの送信を受信しました!と宇宙空間の同盟軍宇宙船がラダス提督に呼びかける。

ジンは、死でいるクレニック長官に飛びかかろうとするが、その腕を握り、もう良いとなだめるアンドー。

受信完了!やってくれた!と感激するラダス提督。 デススターに乗っていたターキン提督は、リアクター稼働!撃ち方始め!と命じる。

デススターのビームがスカリフビーチに向かって発射され、ビーチは一瞬のうちに消え去る。

ローグ・ワン、フォースと共にあらんことを! ハイパースペースへジャンプ用意!とラダス提督が全鑑に命じた時、巨大なスターデストイヤーが宇宙空間に出現し、何機かの同盟軍宇宙船が激突消滅する。

ビーチに降り立ったジンとアンドーは、お父さんはさぞ喜んでいるだろうと言いながら抱き合う。

地上からデータを送信したようですとの報告を聞いたダース・ベイダー卿は、奴らの船に乗り込むぞと言い出す。

抱き合ってキスしながら巨大な爆発の炎の中に巻き込まれて行くジンとアンドー。

データを受信した宇宙船の乗務員は、メディアを取り出し、通路を逃げ出そうとするが、ドアが途中で停止してしまったため先に進めないでいた。

その時、背後の闇の中に赤いライトセイバーが飛び出し、姿を現したダース・ベイダー卿が、乗組員達を次々に倒して行く。

何とか開きかけたドアの隙間から、向こう側の乗組員にメディアを他渡した乗務員もベイダー卿の餌食になる。

宇宙船の一部が開き、脱出用の小型船ブラケット号が姿を現す。 脱出ポッドを準備するんだ!と命じながら、ある部屋の前に来た乗組員は、失礼しますと声をかけ中に入る。

そこにいた白衣の人物にデータを渡した乗組員が、重要なものですか?と聞くと、振り返った白衣の女性レイア姫は、希望です!と嬉しそうに答える。
 


 

 

inserted by FC2 system