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エルストリー1976 - 新たなる希望が生まれた街 -

「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」に出演していたエキストラ達へのインタビュー映画

ダース・ベイダーを演じたデイヴィッド・プラウズなども出演しているが、大半は仮面をかぶったりメイクをして「エピソード4」に出演した無名の人たちで、映画では素顔をほとんど確認できないような人たちである。

出演時はこれほどの作品になるとは思いもせず、単なる仕事の1つとして出演しただけの人たちなので、作品に対する思い入れなど特になく、むしろ、作品の大ヒット後、ファンイベントなどに駆り出されサインをしたりするだけで金をもらったりする事への驚きなど、公開後の生活の変化を語る人の方が多い。

仕事自体はみんな同じような裏方を演じていたのに、キャラクターによって、いまだにフュギュアになるほどの人気キャラがいる一方、ほとんど知られていないキャラもおり、明暗が分かれているのが面白い。

ダース・ベイダーは悪役として別格としても、仮面をかぶって衣装を着ているだけで、ほとんど着ぐるみ演技でしかなかったボバ・フェット役として知られているジェレミー・ブロックや、ルークの友人役として出ていたのに、完成した本編ではバッサリ切られたフィクサー(レイズ・ロネオズナー)役の俳優とか興味深い部分がある。

その分、「エピソード4」の裏話的なエピソードはあまりなく、特に予想外の新事実を知るような事がない分、映画としてのインパクトも弱く、全体的に地味な印象。

むしろ、エキストラは俳優より一般の人に近い存在である事が分かり、芸能界に残っている人が「テレビや映画は15〜35歳までをターゲットにして作られており、若い頃スターだった人が中年になって脇役になる。その分、エキストラや脇役もワンランク下の仕事しかなくなる訳で、年を取って有利になる事はない事が分かった」などと話す人がいるのは興味深かった。
▼▼▼▼▼ストーリーをラストまで詳細に書いていますので、ご注意ください!▼▼▼▼▼
2016年、イギリス映画、ジョン・スピラ監督作品。

自分が演じたキャラクターのフギュアがあるんだ…、大スターでもないのに… 約40年前、低予算作品だと思っていた…、テレビ用だと思っていた… あくまでも仕事の1つだった。 インディーズだと思っていた…

ポール・ブレイク

50〜60年代にバーミンガムに育って。 溶鉱炉が煙と炎を出していた。

アンソニー・フォレスト

父はギター弾きだった。

ドブロ・ビターだ。 母はいつも歌っていた… ポーツマス生まれだけど、5歳の時カナダに行った。 夏の間に2年間、司会役もやった。 だけど、若い頃は集中力がなかった。

ジョン・チャップマン

演劇をやっていたら、ゲイとしていじめられていたかも知れない。 両親はエンジニアだった。 パム バッキンガムに生まれ、14年近く人工腎臓だった。

デレク

父はロンドンでは有名な人だった。 クレイ兄弟とかと付き合いがあった。 5歳の時に親は離婚した。 撮影に行けば家にいるようだった。 父親のようだった。

デイヴィッド・プラウズ

母は女手一つで子供を3人育てた。 母は苦労したと思うが、私が小さい時に死んだ。 13の時、膝に痛みを感じた。 結核性関節炎で入院した時、身長は174cmだったけど、退院した時190cmになっていた。

アンガス

ウィンガー出身で、大学で演劇にハマった。 LAMAに1年間通った。 モントリオールでジョン・レノンとオノヨーコに会った。 10歳でギターを覚えた。 ミュージックホールで色んな人に会った。 仕事を終えると40ポンドもらったんだ! 50年代としては恵まれていた…
 


 

 

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