過去のシリーズを組み立て直し、新たな時間軸の物語として再構成したシリーズ5作目 シュワルツェネッガーは出ているもの、物語の中心はカイルとサラの若手2人の方になっており、T-800はサラの養父のような立場とも言える、渋い助っ人みたいなポジションになっている。 容貌もすっかり老けているので、さすがにもう往年のオーラのようなものもなく、戦い振りも過去の繰り返しのように見えインパクトは薄い。 タイムパラドックスの説明も、分かったような分からないような部分があり、アイデアはそれなりに考え抜かれている印象はあるが、今ひとつ乗り切れないような気がする。 ハリウッド大作にありがちな、そつなくまとめられている印象はあるものの、見終わった後の印象は薄いと言うパターンである。 過去のシリーズのオマージュ的な部分を楽しむ作品かもしれない。 |
▼▼▼▼▼ストーリーをラストまで詳細に書いていますので、ご注意ください!▼▼▼▼▼ |
2015年、アメリカ映画、パトリック・ルシエ+ レータ・カログリディス脚本、アラン・テイラー監督作品。 昔、機械と人間の戦いがあった… 俺が生まれる前にすべて破壊された… スカイネットシステムは、1997年8月29日、人類を敵と認識した。 世界各地の核ミサイルが一斉に発射され、サンフランシスコの金門橋も核で破壊される。 タイトル 2029年、ロサンゼルス 30億の人類が死んだ。 その日は「審判の日」と呼ばれた。 俺は「審判の日」の後で生まれた。 機械軍は、生き残った人間の掃討に、殺人マシン「ターミネーター」を送り込んだ。 下水に逃げ込んだ少年は、鉄柵の奥の闇に光る目を発見、一瞬、怯えるが、それが犬だと分かると、柵越しに愛撫してやる。 その時、背後からコート姿の男が近づいて来て、他に仲間は?と聞いて来る。 次の瞬間、上に通じる坑から1人の男がロープで降りて来てコート姿の男を撃つ。 倒れたコート姿の男は「ターミネーター」だった。 少年を助けてくれた男の名はジョン・コナーと言い、生き残った人間たちで結成された抵抗軍を率いていた。 少年はそのままジョン・コナーに付いて行き、機械軍との戦い方を学び、大人に成長する。 少年は、カイル・リース(ジェイ・コートニー)と言う。 ジョンは、未来に何が起こるかすべて見通していたようだった。 成長したカイルやジョンがいるコロラド軍は、いよいよ機械軍の本拠地を総攻撃する時が来る。 その地下に機械軍の最終兵器があること画分かったからだ。 カイルは、ジョンからもらった1枚の写真を見る。 そこには1人の若い女性が写っていた。 ジョンの母親サラの写真だった。 ジョンはコロラド軍のメンバーの前で挨拶を始める。 機械軍は我々を甘く見ている。 スカイネットの中枢部を攻撃できないと思っている。 いよいよ最終決戦の時が来た。 我々の子供たちに、こんな世界を残せない! コロラド軍の急襲は、ジョン・コナーの指揮の元、勝利を収める。 敵の本拠地は破壊され、機械軍は全滅したかに思えた… だが遅かった… 敵の地下にあったのは時間転送装置で、機械軍は自分たちが破れる原因となった抵抗軍の指揮官ジョン・コナーを抹殺するため、「ターミネーター」を過去に送り、ジョンの母親を抹殺しようとし、それを既に実行したのだった。 1984年 ロスアンゼルス ブルドーザーで仕事をしていた作業員は、突然、まばゆいばかりの電光が発生したので、車を飛び降り逃げる。 球形の光の中から立上がったのは、送り込まれたT-800型ターミネーターだった。 素っ裸のターミネーターは、丘の上から眼下に広がる町の夜景を見守る。 その頃2029年では、抵抗軍の手によって使用直後の時間転送装置の座標軸を解析した結果、「ターミネーター」が送り込まれたのは、1984年5月12日だと分かる。 ジョンは、母が死ねば、我々の今日の勝利はないことになる…とジョンがメンバーたちに説明すると、全員が、自分が後を追って過去に行くと志願する。 しかし、カイルも行くと言い、あならがサラのことをずっと話してくれた。私が助けます!と強い目線でジョンに訴える。 カイルはジョンに、行く前に教えてくれ、あなたには未来が見える?と聞くが、ジョンは、秘密がある…と答える。 サラに教わっていた。母はすべてを知っているよ。 1984年の母は、私を育てた戦士ではない。か弱い女性なのだ…とジョンは注意するので、とにかく、突然会っても相手にされないだろう…、何と言えば良いのか…とカイルが躊躇すると、私の伝言を…とジョンは、サラから教わった言葉を伝える。 これからは、あなたは自身で決めなさい。あなたは自分が信じた道をまっすぐ突き進むのです…と伝えたジョンは、母を守ってくれ!お前だけが戦争に終止符を打てるのだとカイルに託す。 時間転送では、生態組織以外の物は全て分解されてしまうと女性兵士が説明したので、カイルは着ていた服を全部脱ぎ、素っ裸の状態で時間転送装置に登る。 機械転送装置が回転を始め、電光が発生する。 コナーの身体が宙に浮く。 それを他のメンバーたちと見守るジョンだったが、そのジョンの背後に近寄った1人の兵士が、そう簡単にはさせない!と言いながら突然ジョンに襲いかかる。 それは、人間に化けたT-1000型ターミネーターだった。 転送される瞬間、カイルは、T-1000に襲われるジョンの姿を見て、ジョン!と叫ぶ。 転送中、ジョンは、子供の頃、両親と過ごした日々を思い出す。 誕生日に父親からもらったのは、「ジェニシス」と言うソフトが入ったパッド型パソコンだった。 起動したその画面にはタイマーが表示される。 会ったはずのないサラ・コナー (エミリア・クラーク)が自分に、一直線に進むのよと語りかける。 少年時代の自分が語りかけて来る。 「ジェニシスがスカイネットだ!起動の目に殺せ!」…と。 1984年のロスアンゼルスの路地裏に、突然の風で紙くずが舞い、電光が走った直後、素っ裸のカイルが地上に落ちて来たので、側にいたホームレスは唖然となる。 丘の公園でたむろしていた3人の不良は、設置してあるコイン式の望遠鏡を壊してコインをくすねようとしていたが、そこへ近づいて来た素っ裸の男を発見し、驚きながらも、からかい半分で、散歩には良い晩だなと話しかける。 すると、裸の男も、散歩には良い晩だとおうむ返しで答えて来たので、こいつ、少し抜けているぜ…と不良たちはあざ笑う。 しかし、裸の男は、服を寄越せ!と言って来たので、あっけにとられるが、その時、裸の男の背後から、お前に服など必要ない!と呼びかけながら近づいて来る影があった。 裸のT-800型ターミネーターは、近づいて来る相手を解析、人間ではない事を知る。 待ちくたびれたぜ…と言いながらフードを取って顔を見せた相手は、老けたT-800型ターミネーター(アーノルド・シュワルツェネッガー)だった。 老いたT-800は、突然ショットガンを撃って来る。 銃弾を受けた裸のT-800はびくともしなかった。 さすがにこの異様な光景を見た不良たちはビビって逃げ出す。 ぶつかりあう二体のT-800 側にあった望遠鏡が二人がぶつかったので折れて倒れ、料金箱のコインが散らばる。 老T-800は、その望遠鏡を掴んで、裸のT-800の顔を殴りつける。 裸のT-800は顔が崩れ、中の機械が半分くらい露出する。 一方、倒れた老T-800の方は、右手が巧く動かないことに気づく。 そんな老T-800に迫って来る裸のT-800 その時、そんな二体に照準を合わせていた何者かが引き金を引く。 銃弾は裸のT-800に命中し、裸のT-800は倒れて動かなくなる。 老T-800は、引き金を引いた者の方に向い、片手の親指を挙げてみせる。 その頃、カイルは、話しかけて来たホームレスのズボンを盗み、それを履きながら、駆けつけた警官から逃げようとしていた。 迫って来た警官を逆にねじ伏せ、拳銃を奪い取り、今日はいつだ?とカイルが聞くと、1984年5月12日…と答えた警官は、お前が来る日だ!と言うと、突然身体を変型させ襲いかかって来る。 その警官(イ・ビョンホン)は、T-1000の変身だったのだ。 驚いて発砲して逃げ出したカイルだったが、銃弾で一部ちぎれた流体金属をその場で復元したT-1000は、警官の姿のまま後を追いかけて来る。 閉店後の洋服屋に逃げ込んだカイルは、展示してあった服と靴を拝借し、それを更衣室で着るが、T-1000も店内に入り込み、カイルの姿を見つけようとしていた。 服を着終わったカイルは、T-1000の目を盗んで逃げ出そうとするが、そこにやって来たのが本物の警官コンビで、更衣室から飛び出たカイルは、警官にぶつかってしまい、その場で窃盗犯として捕まってしまう。 カイルは、全員死ぬぞ!と喚くが、その時、更衣室の鏡から浮き出して来たT-1000が、警官の1人ガードを襲撃する。 驚いたもう1人の警官オブライエンが発砲するが、身体や左目部分に穴が開いたT-1000はその場で元の姿に戻り、警官と手錠をかけられたカイルの方に迫って来たので、2人は店の奥に逃げる。 オブライエン警官は、ロボットだ!救援頼む!と連絡を取ろうとするが、カイルは手錠を外せ!と頼む。 訳が分からないながら、手錠を外してやるオブライエン。 その時、店に突っ込んで来た車があった。 車の前ドアが開き、命が惜しけりゃ来て!とカイルに声をかけたのは、常々写真で見慣れていたサラ・コナーだった。 さあ、早く!と急かされたので、カイルは迷わず操縦席に飛び込む。 サラはすぐに車をバックし、逃走するが、その時、液体金属の一部が、後部ドアの蝶番に変身していたことには気づかなかった。 走り去ったサラの車を、洋服屋から出て来た警官型T-1000が見つめる。 カイル・リースよね?と、運転するサラが聞いて来たので、君はサラだね?とカイルも確認する。 さっきのはT-1000、液体金属なのと教えるサラに、カイルは戸惑う、 ジョンが自分をここに送り込んだことをサラが知っているはずがなかったからだ。 先に送られて来たT-800はおじさんが倒してくれたのと後を見ながらサラが言うので、カイルもそちらに目をやると、確かに床に寝かされたT-800の姿があった。 しかし、その隣で座っていた老T-800に気づいたカイルは、ターミネーターだ!君が殺される!と喚きながら、側にあった銃を手に取ったので、止めて!とサラは悲鳴をあげるが、カイルはためらうことなく老T-800に向かって発砲する。 カイルの暴走を制止しようとしたサラはハンドルを切り損ね、車は路肩に止る。 助手席から飛び出したカイルは背後に回り込もうとするが、降りて来た老T-800に銃を掴まれ、そのまま頭部にぶつけられたので失神してしまう。 老T-800は、心配して降りて来たサラに、T-1000に見つかったと知らせる。 急いで、気絶したカイルを車に乗せた2人は車を出発させる。 老T-800は、これで君たちの肉体も合体できると話しかけて来たので、サラは、運命の前に愛がいるのよ。私は廻りから口を出されるのがうんざりなのよ!と反論する。 その間、気絶していたカイルは、ジェニシスがスカイネットだ!2017年3月、起動の前に壊せ!と少年時代の自分が語りかけるのを夢に見ていた。 次の瞬間、気がついて車の中で目覚めたカイルは、何故、敵は俺が来る事を知っていたんだ?その人間っぽいものは何だ?と聞く。 サラは、そのおじさんが教えてくれたのよと答え、ハロー!カイル・リース!と声をかけた老T-800は、歯を見せて笑う表情になる。 人間らしくする訓練中なのと、運転しながらサラが言う。 おじさんは古い型なので、身体の表面は人間と同じで年を取るの。9才の時におじさんに救われて私は生きて来たの。 誰が彼を送ったのかデータにはない。サラに生きていて欲しい誰かが送ったのだろうと老T-800も教え、次の瞬間、後部ドアの蝶番を撃って車から外す。 そして、古いがポンコツではないとカイルに向かって老T-800は言う。 サラは、撃つのは敵だけよと念を押しながら、カイルに銃を手渡す。 そんなサラの車を追って来たパトカーを運転していたT-1000は、ドアを少し開け、左手を地面に垂らすと、後部ドアの蝶番になっていた流体金属の一部を合体回収する。 あなたが助けに来たサラはもういない…、過去が帰られるなら未来も変えられる、永遠に!とサラはカイルに説明する。 その時、背後から迫って来たパトカーに気づいたサラとカイルは、銃撃を浴びせる。 運転していた警官型T-1000は、自らフロントガラスを破り走っていたパトカーの前に立つと、大きくジャンプし、サラたちの車に飛び移ろうとしたので、カイルはT-1000を銃撃でパトカーに吹き飛ばすと、パトごと銃撃し爆破する。 その後、サラたちを乗せた車は、秘密の工場のような場所にやって来る。 車を降りたサラは作戦よとカイルに教える。 老T-800が、裸のT-800を床に引きずって来る。 過去が変わったと言えば、子供の頃、何かが起きた…とカイルが過去を語り始めた時、警官型のT-1000もやって来て、両手を金属の刺のようにした後、自ら左手を切断し、それを細い槍に変型して、老T-800に向かって投げつけ、老T-800を壁に串刺しにする。 T-1000は、床に寝かされていた裸のT-800の顔の部分に自らの手の一部を流し込む。 その直後、再起動した裸のT-800は起き上がり、カイルに襲いかかって来る。 カイルは逃げながらも銃撃を加える。 電気コードを銃弾で切断、迫り来るT-800に電気コードが触れ感電して動きが止まった時、カイルは、相手の首を狙い撃ち、裸のT-800の首を切断する。 一方、工場のような場所の地下通路に逃げ込んだサラは、あらかじめ壁に用意していた銃を取ると、広くなっている場所に出る。 その時、天井から落ちて来たしずくがサラの腕に触れたので、慌ててサラは、用意していた中和液をその部分に噴射する。 その直後、二人のカイルがサラの目の前に出現する。 どちらかはT-1000の変身だと分かっていたが、どちらが本物か判断がつかない。 意を決したサラは、右側にいたカイルのつま先を撃つ。 すると、そのつま先部分が弾け散り、液体金属であることが分かる。 T-1000を発見したサラは、急いで天井部分を連射する。 すると、大量の液体が広間に雨のように降り注いで来る。 それを全員に浴びたT-1000の身体は溶け始める。 サラはすぐに、用意していたガスマスクをかぶる。 一瞬、溶けたかに見えたT-1000だったが、まだ死んではいないようで、サラの方に迫って来る。 それを止めたのは、駆けつけて来た老T-800だった。 T-1000の身体を掴んだ老T-800は、相手が完全に溶けて崩れ落ちるのを確認する。 老T-800の右手も、産で皮膚表面が溶け、金属骨格が露出していたので、急いでサラが、中和液をその部分に噴射してやる。 どうやら、強力な酸のような液体らしかった。 カイルが、サラと老T-800に連れて来られた部屋にあったのは、時間転送機だった。 しかし、この時代で集められる材料では起動まで出来ないらしく、彼らは、未来からやって来るT-800のCPUを手に入れるまで今日まで待っていたのだった。 しかも使用は一度だけ…と老T-800は説明するが、ダメよ、皆で行かなけりゃとサラが諌める。 その会話を聞いていたカイルは、未来へタイムトラベルするのか?と聞く。 敵を止めるにはそれしかない…と老T-800は言う。 しかしカイルは、俺が転送される時、子供の頃の記憶が蘇ったんだが、その中で気になることを言っていた、ジェニシスがスカイネットなんだ…と話すが、それは別の時間帯だと老T-800は言う。 1997年に行かなきゃとサラは言う。 しかし、カイルは、老T-800が差し込んだCPUを抜いて抵抗したので、サラは、返しなさい!と銃を突きつけながら命じる。 カイルは、自分の記憶を信じてくれ!と説得するが、サラは無理よと拒絶する。 カイルは、君なら出来る!一直線に振り向かず、全力で進むんだ!と言うと、サラは驚き、どこで聞いたの?と聞く。 記憶にないはずの過去だ。2017年でジェネシスが起動する前にぶっ飛ばそう…と言うカイルの言葉を、ようやくサラも信じ始めたようだった。 ジョンってどんな人なの?とサラが聞いて来たので、カイルは、幼い頃命を助けられ、彼を慕って育ったいきさつを話し、サラについても聞いていたと打ち明け、何があろうと君を守る!と伝える。 ジョンは男の中の男だと褒めるカイル。 その後、老T-800はサラに、何故かいるに真実を話さない?合体は?と聞くが、サラは不機嫌そうに、二度と言わないで!と言いながらも老T-800に抱きつくのだった。 あなたはどうなるの?とサラが聞くと、気長に待とうと老T-800は答え、君がサラを守れるとは考えられないとカイルに言うので、父親期取りか?とカイルは反発する。 連想先はサンフランシスコ、私はそこに必ずいると老T-800は告げ、裸になったサラとカイルが乗った時間転送装置のスイッチを入れる。 電光が起こり、二人の姿は瞬時に消える。 2017年 サンフランシスコ 二人は、高速道路の上に突如光の珠とと共に出現したので、現場は大混乱になる。 気がついたカイルは、自分たちが車に轢かれそうになっていることに気づくと、サラを抱きしめ、自分の身体で衝突して来た車の衝撃を和らげる。 サラを抱いたカイルは、ボンネットの上にはね飛ばされる。 その時、老T-800は下の道路で渋滞に巻き込まれていたので、騒動を知りながら現場にたどり着くことができず、むかつく!と車を降りて悪態をつく。 駆けつけた警官に捕まり、救急車で病院に連れて行かれることになったカイルは、奴はいなかった!と苛つくが、きっと来る、私はおじさんと9才の時から一緒にいるの…とサラは答える。 1973年、私は両親と湖にピクニックに行ったわ…とサラは話しだす。 私がボートに乗ってパパと湖に出ようとした時、泊まっていた小屋が突然爆発したの! ボートは沈み始め、パパは私に、一直線に泳ぐんだ!振り返らずまっすぐ行くんだ!と言ったわ… 桟橋までたどり着き、水の中の支柱にしがみついていた時、バズーカを持ったおじさんが私を見つけてくれたの… おじさんに戦い方も教わったわ…とサラが、老T-800との出会いを話し終える。 高速の爆発は素人のテロではなかったと話しながら、2人が運ばれて来た病院に戻って来た男女の刑事ティモンズ(オットー・サンチェス)とチェン(サンドリーヌ・ホルト)に、見ましたか?現場、爆弾じゃなかった!と話しかけて来たのは、30年も前からロボットに取り憑かれたと仲間内でバカにされていたオブライエン刑事(J・K・シモンズ)だった。 1984年から彼らは来たんだ!とオブライエンは指摘するが、酔っているのか?とティモンズとチェンは相手にせず、エレベーターで、謎の2人の怪我の治療をしていた病室に向かう。 病室では、若い医者が手錠をかけられた二人に注射をしようとしていたが、その医者が何気なくスマホをいじりながらジェネシスのことを口走ったので、それは何のことかとサラが聞くと、生活全てに繋がる画期的なプログラムのことなのだと言う。 サラは、カイルが言っていた通りだと知り、さらに詳しい話を聞こうとするが、そこへティモンズとチェンがやって来る。 チェンは、サラの身元調査をした結果、どんな記録にもないと伝え、カイルの方は2ヶ月前に警察に捕まった記録があり、両親もいると言うので、それを聞いたカイル自身が驚く。 この男は1984年に会ったときと全く変わってない!と言葉をかけて来たのは遅れて部屋にやって来たオブライエンだった。 覚えてないかい?あの時の警官さとカイルに話しかけると、君らの力になりたいんだと申し出る。 その直後、カイルとサラは口喧嘩のようになり、その狂言芝居の合間に、カイルは小さな金具を手に入れる。 刑事たちが出て行った後、今言ったことの大半は本心じゃないと詫びたカイルは、金具で自分をベッドの柵に縛り付けていた手錠を外し、サラの手錠も外してやる。 サラは、私の裸を見たからって勘違いしないで!と釘を刺す。 そんな彼らの病室に突然入って来たのは、何と、スーツを着たジョン・コナーだった。 未来にいるはずのジョンに出会ったカイルは混乱し、ジョン!生きていたのか!と唖然とする。 ハイ!母さん!と近づいたジョンを、サラも複雑な表情で見守る。 マイルズ・ダイソン(コートニー・B・ヴァンス)と言う男が、ジェネシスの発表がTVで行われており玄関口にいたオブライエンがその放送を眺めていると、安全保障局の男が2人病院に入って来る。 その直後、大きな熊のぬいぐるみを抱えた老T-800が、見舞客を装って病院に入って来る。 ジョンは、病室に入って来た2人の警官のスタンガンを素早く抜き、それで2人の警官を倒すが、サラは、あなたが本人であると証明して!と迫る。 ジョンはサラの用心深さを褒め、母さんは子守唄が大嫌いで、エルトン・ジョンが大ファンで、特に好きだった曲は「ロケットマン」とすらすら答える。 さすがにそれを聞いたサラは、ジョンなの!と信じ、カイルも間違いないと保証する。 サラはジョンを抱きしめようとし、何故ここに?と聞く。 こっちも聞きたいことがあると答えたジョンは、携帯でこの場所が分かったんだ。全てが生活に直結すると続ける。 ジェニシス・ウィルスねとサラの納得する。 3人は病室を抜け出す。 館内警備室に入って来た老T-800は、たくさんの館内モニターを観ていた警備員に情報を寄越せと言いながら、モニター向かって、その身体を投げつけ気絶させる。 モニターの中から、非常階段を下りるジョン、カイル、サラの三人と、病室に向かう安全保障局の2人の姿を確認する老T-800 地下駐車場にやって来たジョンに、あなたは何故?とカイルが問いかけると、同じだと、父さんよジョンは答える。 父さん?!そうジョンから言われたカイルは戸惑う。 話してないのか?とジョンはサラに聞くと、まだ…とサラが答えたので、サラが私の母で、お前が父だとジョンは教える。 唖然としたカイルは、どうして黙っていた!とサラを責める。 今こそ世界が変わるかどうかの瀬戸際だ、3人が協力すれば向かう所敵なしだ!とジョンは言う。 そこにやって来た老T-800が、熊のぬいぐるみの中に仕込んでいたショットガンをぶっ放し、ジョンは倒れる。 息子が目の前で撃たれたサラはパニックになり、どうして!と老T-800に詰めよる。 プログラムされているんだ!ジョンを殺せと!とカイルが推理する。 手を離しなさい!とサラは興奮状態で老T-800に文句を言うが、その時、倒れていたジョンの身体から流れ出していた血がざわめき出し、死んだはずのジョンが不自然な体勢から立上がる。 痛かったぞ…と元の姿に戻ったジョンは言う。 その頃、病室にやって来た安全保障局の2人は、倒れている警官2名を発見し、大変だ!手配しろ!とうろたえていた。 私は機械で人間でもない、それ以上だ!後24時間で悲願が実るとカイルは言い、未来へ行こう、家族だろう?とカイルはサラを誘う。 しかし、答えはノーだとカイルは答え、ジョンと老T-800は、駐車場脇の病院の壁を突き崩しながら戦い始める。 行くぞ!とカイルは声をかけるが、サラは老T-800の事を置いていかれないわと拒否する。 ジョンと老T-800は、病院内に設置してあったMRI(磁気共鳴画像)の磁力に引きつけられていたので、サラが一旦スイッチを切り老T-800がその場を離れると又スイッチを入れる。 ジョンは、もっと賢いと思っていたが…と言いながら、磁力に逆らって、スイッチ盤の所にいたジョンの元へ近づこうとする。 カイルは、すまないと言うと、磁力のメモリーを上げたので、ジョンの身体はMRIに付着する。 騒ぎを聞きつけたオブライエン刑事が病院にやって来た時には、既にMRIは破壊され、誰の姿もなかった。 機械と同化してしまったジョンを元に戻さないと…、ジョンがターミネーターになったなんて!とサラは案じ、弱点はないのかと聞くと、磁力を乱せば望みはあると逃げながら老T-800は答える。 とにかく今は、スカイネットの起動を阻止するため、サイバーダイン社に乗り込むしかなかった。 そこには、武器が大量に用意されていた。 その頃、T-1000が量産化されていたサイバーダイン社に戻っていたジョンは、ダイソンがタイムマシンを建造中である事を知る。 その後、ついに明日、究極のキラーアプリ「ジェニシス」が起動し、すでに10億人の予約がある、新しい時代の幕開けだ!とダイソンは集まった市民たちを前に挨拶を行う。 この子から一言…とダイソンが背後の巨大モニターを指すと、そこに子供の姿をしたジェニシスの画像が浮かび上がる。 ジョンは、順調に進んでいるのか?と、ジェニシスの装置でプログラム内をチェックをする。 サラたちは金門橋の近くに来ていた。 30年待ったくせに遅刻かよとカイルが皮肉を言うと、渋滞に巻き込まれたと老T-800は弁解する。 彼らがやって来た秘密の倉庫には、膨大な銃器が準備されていたので、準備はしてたのね…とサラは老T-800に感謝する。 そんな倉庫内に、古いラジカセや父親と写った写真立てがあるのを見つけたサラは、懐かしそうに、カセットをラジカセに差し込み、大好きだった古い曲を聞く。 その間に、カイルと老T-800は弾倉に銃を詰めていた。 老T-800は、その途中、右手の調子が思わしくないことに気づくが、古いが…と言うので、ポンコツじゃないとカイルが後を続ける。 ジェニシスのサーバーの5カ所に設置する爆弾も用意されていた。 こっちの計画がバレたら?とカイルが心配し、MRIは効いたので、この辺にでかい磁石があれば良いんだが…と呟く。 そこに音楽を聞き終えたサラが合流して来たので、何故隠していた?息子のこと…とカイルが責めると。これから私たち死ぬのよ!40時間以内に…、そんな話できると思う?とサラは哀し気に答える。 外に出ていた老T-800は、近くにあった広報用スピーカーを倒し、スピーカー部分の磁石を取り出して何かを作り始める。 私たちの生き方は選べない…、外れたら全て失う…とサラは覚悟しているようだった。 俺は心まで操られていた…とカイルも言うが、もしあなたが私を愛せば、私は死に、あなたは生き残る…、ダメよ!ジョンがどうなったか!私に付いてくるんじゃなかったのよ!とサラはカイルに言う。 そんな話を2人がしていた倉庫に、老T-800が戻って来たので、おじさん、本物?とサラが聞くと、T-800には偽装能力がないと老T-800は答える。 武器と爆薬を持った3人は、倉庫を出ると用意しておいたスクールバスに乗り込む。 サラが運転し出発するが、その様子を、近くに来ていたジョンが見守っていた。 バスに乗り込んでいた老T-800は、右手に磁石で作った装具をはめていた。 次の瞬間、バイクがバスにぶつかって来て、バスに飛び移った天井部分をカイルが撃つ。 カイルは、奴はどこに?とうろたえるが、サラにも分からなかった。 バスの異常に気づいたパトカーが接近して来る。 ジョンはバスの床の下にへばりついていた。 吹き飛ばされた老T-800は、迫って来ていたパトカーのフロントガラスを突き破る。 老T-800の頭が突き抜けたパトカーの警官は驚くが、宜しくな!と挨拶した老T-800は、どけ!と警官をパトカーから降ろすと、自らパトカーを運転し、走り去ったバスを追いかける。 バスのそこにへばりついていたジョンは、ブレーキを壊す。 ブレーキが効かなくなったことに気づいたサラは焦るが、バスは車で埋まった金門橋の上を暴走し始める。 そのバスをパトカーで追う老T-800 バスの前方では、車止めが警官たちによって配置されていた。 見つけた?とサラはカイルに声をかけるが、床下のジョンはバスの装置を剥がし、バスは大きく回転して吹き飛ぶ。 大破して橋に着地したバスは、そのまま橋から車体が滑り出し海に落ちかける。 乗っていたサラとカイルは気絶していたが、目を覚ますと、橋から落ちかけたバスの先端部分から、カイルがよじ上って来るのが見えた。 そこにやって来たパトカーから降り立った老T-800は、先ほど吹き飛ばされる時に右手から外れた磁石を右手に装着し、ジョンを殴りつける。 ジョンの顔は大きく歪み、ジョンはバスの中を落ちかける。 サラはカイルに手を差し伸べ、カイル!捕まって!と叫ぶ。 カイルはそのサラの手を握り、サラの手は橋の上にいた老T-800がしっかり掴む。 老T-800が2人同時に橋の上に引き上げた瞬間、バスは海に落下してしまう。 しかし、彼ら3人は、完全に駆けつけた警官隊に包囲されていた。 老T-800は、14発しかないと残弾をカイルに告げ、とてもその場にいた警官を全員倒すことは無理だと教える。 3人はその場で逮捕され、警察署で写真を撮られるが、老T-800だけは、歯を剥き出して笑う表情を作る。 3人は別々に事情聴取を受けることになるが、もちろん誰一人口を割るものはいない。 老T-800は、反射ガラスの反対側にやって来たブライアン刑事とチィモンズ刑事、チャン刑事に気づくと立上がる。 事情聴取していた刑事は驚くが、老T-800は手錠をあっさり壊すと、反射ガラスを突き破り、ブライアンのいた部屋に入り込む。 チャン刑事が思わず発砲するが、老T-800はチャン刑事を突き飛ばす。 すると、チャン刑事はジョンに変身する。 チャン刑事の撃った弾がブライアン刑事の右手を傷つけていた。 サラとカイルも、老T-800が取調室に乱入し救い出す。 一緒に行動するブライアン刑事は、一体どうなってるんだ?と戸惑うが、世界を救いに来たとカイルが言うと、協力しようと言い出す。 非常階段を先に逃げていたサは、、カイル!早く来なさい!と叫んでいる両親と、カイルと呼ばれた少年が怯えて立ちすくんでいるのを見かけたサラは、あなたになら出来る。一直線に振り返らず行くのよと語りかけながら、優しくカイル少年の手のひらに、指を一直線になどってみせる。 すると、少年カイルは落ち着いたようで、両親たちの元へ向い、彼らは一緒に階段を降りて行く。 サラは安堵し、そこに老T-800たちが合流し、彼らは屋上のヘリポートに到着する。 サラと操縦は習ったと言うカイルがヘリに乗り込み、老T-800が乗り込もうとしていた時、後を追って来たジョンが姿を現す。 ジョンはヘリの操縦席目がけ撃って来るが、それを自らの背中で弾き飛ばした老T-800も、振り向いてショットガンを撃ち返す。 そうした対決を、間近で呆然と見守るブライアン刑事。 老T-800がヘリに飛び込み、その勢いでヘリはバランスを失い屋上から落下する。 地上に墜落する直前、機首を持ち上げ、何とかヘリは浮上を始める。 ヘリの目的地はサイバーダイン社だった。 しかし、ジョンも別のヘリを操縦し後を追って来る。 サラは、車が走る道路すれすれの低空飛行で逃れようとする中、老T-800は、路上を走っていたタンクローリーに発砲、大爆発が起こった所にジョンのヘリが巻き込まれる。 サイバーダイン社に近づいた時、施設は全て地下にある!と老T-800が教えたので、おじさん!とサラは案ずるが、奴を潰すのは可能だと老T-800が答える。 サラはヘリを橋の下を潜らせ、そこから追って来たジョンのヘリを撃つ。 サラに上昇し、ジョンのヘリの上に到達した時、「アイル・ビー・バック!」と言い残し、老T-800はヘリから落ちて、下にいたジョンのヘリに衝突する。 ジョンのヘリはそのまま地上に墜落する。 サイバーダイン社の受付にいた警備員は、ジョン・コナーがやって来たので驚き、確認の電話を上に伝えようとするが、ジョンは、目撃者は消えてもらうと言い、警備員をその場で殺すと、警備員の声色で電話を切る。 一方、ヘリでサイバーダイン社の表に到着したサラとカイルは、ジョンが来ているはずだと警戒しながら、本社の玄関口に入っていく。 ジェネシス起動まで後13時間しかなかった。 そのカウントダウンが表示されていた正面モニターが突然消え、君たちが来ることはジョンから聞いた…と言いながら、画面上に子供のような姿が浮かび上がる。 ジェニシスのイメージのようだった。 そこに、遅かったね…と言いながらジョンが姿を現したので、サラとカイルは一斉に銃撃を始める。 私を倒せる銃などない!とジョンは迫って来るが、その時、玄関ドアの外から、巨大な金属の杭のようなものが飛んで来て、ジョンの身体をモニターに串刺しにする。 玄関から入って来た老T-800が付いて来いとサラたちに呼びかける。 カウントダウンが早まったと老T-800は指摘する。 老T-800は、サイバーダイン社の内部に熟知しているようだった。 カイルたちがそのことを不思議がると、現場作業員として働いていたと老T-800は教える。 3人は、未完成のタイムマシンの部屋にやって来る。 まだ時間転送は無理で電磁石になるだけだと老T-800は説明する。 その頃、巨大モニターに串刺しになっていたジョンは、何とかその杭の先端へ移動し、身体を抜こうとあがいていた。 奥へ進みながら老T-800は、この内部のドアの認識音声はサラのものに換えておいたと教える。 サラとカイルは、量産されているT-1000の姿を見ておののくが、CPUを抜いてあるので動かないと老T-800が説明する。 後11分でジェニシスが起動する。 3人は手分けして、爆薬を仕掛けていくが、そんな彼らの前に、ジェニシスの人型ホログラフが浮かび上がり、そんなことをしても勝てないよと嘲って来る。 見つかった!とサラが叫ぶと、老T-800は右手に磁石の手甲のようなものを装着する。 スイッチを押して!おじさん!とサラは声をかけるが、サラ・コナーは殺せないと老T-800が言うので、命令よ!とサラは繰り返す。 殺せないさ、君を殺すと困る人間が奴を送り込んだのさ…とホログラフが嘲る。 そこにカイルが駆けつけたので、サラはカイルにスイッチを投げ渡す。 粒子状になったジョンが突如老T-800に襲いかかる。 スイッチを押そうとしたカイルだったが、装置が壊れたことを知る。 老T-800はジョンによって、未完成のタイムマシンの中央に突き飛ばされる。 サラとカイルは、ドアに阻まれ閉じ込められてしまう。 ジェニシスのホログラフが、そんな2人を嘲るように出現する。 ジョン、遅かったな…、後4分で世界中に僕が拡散する…とホログラムが言う。 しかし、無駄だよ…とカイルが答えたので、何故だ?とホログラムが聞くと、人間だからだ!と答えたカイルはホログラムを撃つ。 私に勝てる訳がないとうそぶくジョン。 1人ではな…と答えるカイル。 いつになったら学ぶ?と言いながらジョンは迫って来るが、カイルが殴ると、サラがショットガンを撃つ。 老T-800が、電磁場を発生させろ!と呼びかける。 その意図に気づいたサラは、おじさん、止めて!と叫ぶが、スカイネットが間もなく起動する。カイル・リース!俺のサラを守ってくれ!と老T-800は命じる。 カイルはサラを抱いて、ドアの方へと向かう。 サラ!これしかない!行くぞ!と言うと、エレベーターの入口に向かうカイル。 音声認証システムの装置があったので、サラ・コナーとサラが言うと、無事認証され、扉は開く。 電磁場の中でジョンと戦っていた老T-800の首が吹き飛び、近くにたまっていた液体金属の溜まりに落ちる。 ジョンも電磁波の威力で壊れ爆発を起こす。 その爆発でサラたちが仕掛けていた爆薬も起爆、サイバーダイン社は地下室が全滅したので崩壊していく。 サラとカイルは、地下の密室に閉じこもっていた。 彼は死んだ…とサラは嘆く。 君を愛している…とカイルは告白する。 私を愛した人は一人残らず死んでいく…とサラは哀し気に言う。 一人残らずじゃない…とカイルは慰める。 スカイネットは滅び、君は自由だ…とかいるが言うと、生まれて始めて自由が選べる…、何を選べば良いのか…とサラは迷う。 その時、突然、扉を貫いて、T-1000の変型鉤腕が飛び出して来たので、サラとカイルは緊張するが、扉をこじ開けて中に入ってきたのは老T-800だった。 死んだかと思った!とサラが喜ぶと、生きてる。アップ・グレードしたと老T-800は答える。 後日、サラたちは、とある家庭を訪れる。 その庭で遊んでいたのは、警察署で出会った少年時代のカイルだった。 その少年カイルの側に近づいたサラは、友達があなたと話したいってと伝える。 少年カイルが承知すると、カイルが近づく。 その場を離れたサラの方を見ながら、少年カイルが、あの人好き…と呟いたので、俺もだてンとカイルは答える。 そして、変なことを言うようだけど、覚えていて欲しいとカイルは少年カイルに話し始める。 準備は良い?内容はこうだ…、ジェニシスがスカイネットだ!とカイルは少年時代の自分に語りかける。 そんなカイルの様子を車の所で見ていた老T-800は、彼は良い人間だと言うので、サラもそうね…と同意する。 車の所に戻って来たカイルが、これからは?と聞くと、決めたの!自分で選ぶ!と答えたサラは、カイルとキスをする。 キスを終えたカイルが老T-800の方を見ると、また、歯を剥き出しにした不気味な笑い顔になっていたので、恐いんだけど…とぼやく。 するとサラは、すぐに慣れるわと言う。 これで終わった。 スカイネットは破壊した。 残された問題は2人で決める。 未来は決まってない… エンドロール 崩壊したサイバーダイン社の地下深く、未完成のタイムマシンの中央が赤く輝いていた。 そして、その側には、それを見守るジェニシスのホログラムの姿があった。 |