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歌へ!太陽('45)

東宝が戦後始めて公開したと言う上映時間51分の中編音楽映画。

コント風の他愛のない内容と言ってしまえばそれまでだが、ほろりとさせる要素も交えた軽いタッチの人情ものになっている。

日活時代になると良く太ったおばさんイメージになってしまう轟夕起子さんが、「ハナコサン」(1943)同様、どこか菊池桃子ちゃんを思わせる甘い笑顔が愛らしい美女として登場している。

そこに、歌手の灰田勝彦さんと川田義雄さんが共演、その川田義雄の父親役として「あのねのおっさん」こと高勢實乗が登場、さらに、わがままな踊子役で中北千枝子さんなども登場している。

話はシンプルで、見ていると大体予想通りの展開になり、最後の突然の代役騒ぎなど、どういう風に解決したのか今ひとつ説明不足な気もするが、その辺は歌のシーンでごまかしている…ようにも見える。

エノケンは、劇中でも背が低いと説明されている通り本当に小柄で、轟夕紀子さんを含めた出ているどの女優たちよりも背が低い。

逆に高勢實乗さんは大柄に見える。

その高勢實乗さんの喧嘩相手となるおまつを演じている竹久千恵子さんと言う方は、明らかに肌の様子などから見るとかなり若い女優さんで、無理に老け役を演じている印象。

見ていて時代を感じさせるのは、やたらと放送禁止用語のような言葉が飛び交っていること。

また、中北千枝子さんが演じている子供じみたわがままな女性の役も、今の感覚で観ていると違和感があり過ぎる。

古い時代の少女マンガにでも出てきそうな嫌なキャラクターなのだが、当時の男が考える、ありがちな女性のパターンと言うことだったのだろうか?

川田義雄さんも、喧嘩のからかい言葉とは言え、何だか女性をバカにしたような歌を平気で歌っているし、音楽映画と言うジャンルから考えて、当時の観客の中に女性も少なくはなかったのでは?と思うのだが、当時の製作陣の大半は男だったと言うこともあり、そう言う女性客への細かい配慮のようなものは欠けていたのかも知れない。

それでも、全体的には当時の人気者たちも出ており、それなりに明るく楽しい音楽映画になっていると思う。


▼▼▼▼▼ストーリーをラストまで詳細に書いていますので、ご注意ください!▼▼▼▼▼

1945年、東宝、菊田一夫原案、八住利雄脚色、阿部豊監督作品。

イラストをバックにタイトルとキャスト・スタッフロール

舞台では、中央に大きな花が咲いた木の書き割りの前で、歌手の梢(轟夕起子)と幸雄(灰田勝彦)がデュエット曲を歌い、その周囲では着物姿の踊り子たちが踊っていた。

そんな舞台を舞台袖で見ている浩一(川田晴久)は、梢の笑顔に惚れていた。

同じように舞台袖から舞台を見つめる踊り子たちも、梢ちゃんって、いつもニコニコしているわねと噂し合う。

シーンが終わり、舞台袖に下がって来た梢に、いきなり、梢ちゃん、あの襟飾りちょうだいと話しかけて来たのは、踊子のみつ枝(中北千枝子)だった。

でもあれは大切なものだからダメなの…と梢が困惑顔で断ると、くれないなら盗んでやるから!と恨み言を残し、みつ枝は去って行く。

そんな梢を背後から呼びかけた浩一は、ギター片手に即興の歌を披露すると、いつも朗らかな梢ちゃんが良い!笑っているのが良いんだよと褒めるが、まるでバカみたいじゃない!嫌な子!と梢は睨みつけ、メイク室へ向かう。

化粧を落とした後、歌の稽古をしようと幸雄を探していた梢は、屋上でタバコを吸っていた幸雄を発見する。

満天の星空の下、夢を見ていたんだと幸雄が言うので、立って夢を見てたの?と梢が聞くと、立ってたって夢は見られるさと答えた幸雄は、どなたとどなたが〜♪と歌い始めたので、梢も一緒に歌い出す。

歌い終えた梢が、幸雄さん、どこへでも煙草の吸い殻を棄てるのは汚いわと注意すると、君はお嫁さんにもらったらうるさいだろうねと幸雄がからかって来たので、あなたの所へなんかお嫁に行かないわよ!とつい答えてしまったので、幸雄も意地になり、来てもらわないよ!、行きません!なんでえ、お多福!と幸雄が悪口を言ったので、梢は持っていた台本で幸雄の顔をぶってしまう。

その頃、舞台袖から、他の踊り子たちと共に熱心に舞台を眺めていた掃除婦のおまつ(竹久千恵子)に、さぼってちゃいけないね。客席がゴミだらけだよと嫌味を言って来たのは、浩一の父親で裏方の直吉(高勢實乗)だった。

ちゃんとやってるよ!と睨み返したおまつに、どいとくれ!俺の倅の出番なんだと言って場所を入れ替わった直吉は、舞台で奴の扮装をし、地球の上に朝が来る〜♪と、ギター片手に歌い始めた浩一の姿を嬉しそうに観始める。

受けていやがる!と脂下がる直吉を横目で睨みながら、見ちゃいられないよ!息子の自慢ばかり!とおまつが文句を言うと、お前さんだっていつも自慢してやがるじゃねえか!と直吉も言い返す。

舞台を終え戻って来た浩一に、お前の芸の力は上がったな、巧いもんだな〜と直吉が褒めると、側にいたおまつは聞いちゃいられないよ!と顔をしかめる。

そこへ、又虐めていたのね!ガチャガチャ虫にクツワムシ!とおまつをかばいに来たのがみつ枝だった。

おまつは、直吉と浩一に、私の息子は離れて暮らしていても、いつも優しい手紙をくれるんだよ!と言い返すのだった。

その後、ステージに再び出た浩一は、別の女性と一緒に歌を歌う。

僕のサラリーは500円♪と浩一が歌うと、相手の女性が素敵ね〜♪と返すが、1年で500円だ♪と浩一がオチを付ける。

舞台裏の控え室横では花屋に電話をかけていた直吉が、もしもし、あのね〜…、造花を500本注文したはずだけど300本しか届いていない。後の200本はどうしたの?と文句を言っていた。

馬に喰われた!そりゃかなわんな〜とぼやいて電話を切ると、そこに浩一がお客さんからもらったと、菓子折りを持って父親の元にやって来る。

ちょうど、おまつがお茶をいれていた所だったので、一杯もらうよと言いながら机の前に腰を落とした直吉と浩一は、さっそく、おまつの観ている前でその菓子折りを空けて食べ始める。

目の前にいるおまつは無視して食べているので、急に席を立ったおまつは、おらあ、そんなものは嫌いじゃ!と言うので、誰もやるとも言ってないのに…、このバカ婆あ!と直吉は呆れる。

すると、おまつも、このジジめ!と言い返し掃除に出かける。

残っていた直吉は、おまつは俺たちに焼きもちを焼いているんだよ。俺はあいつには息子なんかいないんじゃないかと思ってるんだ。そうに違いないよと浩一に言い聞かす。

その後、おまつに廊下で会った梢は、明日大阪の兄さんが来るのよ。写真送って来たの、見せましょうか?と言いながら、兄の写真をおまつに見せる。

その写真に写っていた梢の兄の写真を見たおまつは、直吉の小倅とは違うね。私の息子とそっくりじゃないの!と嬉しそうに言う。

その後、又梢に近づいて来たみつ枝は、襟飾りくれない?じゃあ、盗んじゃうから!と一方的に言い、楽屋の方へ走って行ったので、驚いて後を走って追いかけた梢だったが、近くの楽屋にいた幸雄がドアを開け、何バタバタやってるんだ!みっともない!と梢を叱って来たので、私、あんたなんて大嫌い!いーっ!と梢は幸雄を睨みつける。

梢と別れたおまつは、踊り子たちから囲まれ、息子さん、どこで何してるのさ?などと質問攻めにあっていた。

働いてるさと答えたものの、親孝行だよと答える以上のことはおまつには言えなかった。

それでも、私、お嫁さんにしてもらおうかしら?などと踊り子たちが言い出し、息子さん、いくつなの?と誰かが聞いたので、27ですって!と別の踊子が答える。

すると、25だわよね?私はそう聞いたわと言う子も出て来たので、言い合いになる。

その話を聞いた直吉が近づいて来て、何だ、俺には24と言ってたくせに…とおまつをバカにするように言って来たので、それは3年前の話だよ!とおまつが言い返すと、3年前、親父、ここにいたっけ?と一緒にいた浩一が首を傾げる。

3年前はいなかったさと答えた直吉は、お前さんかわしのどっちかが嘘つきだと言うことだとおまつを疑い、俺はお前さんには息子はないんじゃないかと踏んでいる。本当にいたら、三べん廻ってワン!と言ってやるとまで言い出す。

さすがに、踊り子たちの手前、後に引けなくなったおまつは、さっき梢から渡されたままだった、彼女の兄の写真を取り出すと、これでも噓というんだね?今日、送って来た息子の写真だよと言いながら、直吉に写真を突きつける。

その写真のどこに、あんたの息子だって証拠があるんだい?と浩一が突っ込むと、明日ここに来るんだよ!とおまつは言い返すが、浩一は、人の言うことは当てにならない。女という奴は♪と女性をからかう歌をギターを弾きながら歌い始める。

それを聞いて顔をしかめたおまつは、私の息子はそんなやかましいのとは違う!静かで落ち着いていて、おとなしいんだよ!と言い返したので、それじゃ、オ○だよ!と直吉がからかう。

お前さんの息子はオ○なのかよ?と浩一も呆れ、ツ○ボだ、オ○だよ〜♪と差別的な歌詞で茶化し始める。

その後、みつ枝を連れて梢のもとにやって来た浩一は、こいつが持っていた飾り、梢ちゃんのだろ?と襟飾りを差し出して見せる。

いつの間にかみつ枝に盗まれていたと気づいた梢だったが、これ、私がみつ枝さんにやったのよと笑顔で答えたので、泥棒を捕まえて自慢しようとしていた浩一は出ばなをくじかれ、しらけた様子で立ち去る。

さらにそれを聞いていたみつ枝も、じゃあ、もらっとく!と言い、悪びれる風もなく襟飾りを奪い取って行ってしまう。

廊下で1人になった梢の所にやって来たおまつは、梢ちゃん、私ゃ、あんたに謝りに来たんだよと突然言い出し、偉いことをしてしまったんだよ。本当にもう年甲斐も泣くね、私ゃ、直吉さんと喧嘩をしちまってね。年甲斐もなく偉いことを言っちまってね…、今じゃ、夜逃げでもしようかと思うんだよなどと言うだけではっきり事情を説明しないので、梢がどうしたの?と問いただすと、実はね…、梢ちゃん…と打ち明けたおまつは、しょげ返って去って行く。

その後ろ姿を見ていた梢はにこやかに微笑んでいた。

翌日、劇場の廊下にやって来た見知らぬ小男修吉(榎本健一)は、踊り子たちに取り囲まれると、何かを伝えようと、身振り手振りで表現し始める。

その小男の顔を見ていた踊り子たちは、昨日おまつが息子だと紹介していた写真の人物だと気づき、この方、おまつさんの息子さんよ!と言い始める。

そして、踊り子たちは一斉におまつを探しに行く。

廊下に取り残された修吉を観た直吉は、すぐにスタッフと廊下で打ち合わせをしていた浩一の元へ急ぎ、来たよ!おまつさんの倅、来たよ!と教える。

一方、掃除をしていたおまつを見つけた踊り子たちが、おまるおばさん、息子さん来たわよ!と知らせたので、私の息子が!?とおまつは愕然とする。

踊り子たちは、呆然としているおまつの手を引き、早くいらっしゃいよ!と急かす。

梢は、物陰から、修吉の様子を見ながら微笑んでいた。

そして、踊り子たちが連れて来たおまつに、おばさん早く!おばさんが夢に見ていた息子さんよ!と修吉の所へ連れて来る。

修吉は、おまつを見ると、懐かしそうにジェスチャーで会いたかった胸を伝え、抱きつく。(女性の声で、直吉のジャスチャーをセリフにして説明)

踊り子たちは廻りを取り囲み、おばさん良かったわね!とおまつに声をかける。

そんな修吉とおまつの対面を物陰で見ていた直吉は、わしゃ、かなわんよ…とぼやいていた。

控え室に修吉を連れて来たおまつは、2人きりになった所で、すいません!見ず知らずのあなたをものの弾みで息子にしたり、オ○にしたりして…、お陰で直吉さんに威張ることができました。これでいつ死んでも悔いはありません。ご恩は決して忘れませんと礼を言う。

それでも、座布団に正座した修吉は、穏やかな表情を浮かべているだけで何も返事をしなかった。

そこに、浩一と踊り子たちがやって来て、良かったわね〜!とおまつに声をかける。

浩一も、おばさんの所の息子は馬鹿に親切らしいな〜…などと冷やかし半分で言うと、お前さんみたいなトンチキとは違うからね!と言い返したおまつは、修吉をその場に残して掃除の仕事に戻って行く。

浩一は正座している修吉の顔をまじまじと観ると、婆さんが自慢していたわりには妙な顔してるな?と本人は耳が聞こえないと思い、踊り子たち相手に悪口を言い始める。

それでも修吉がニコニコしているので、笑ってやがら!何言ったって分かりゃしないよ!オ○だもの…、とぼけた顔してるななどと浩一は悪口を言い続ける。

すると、修吉は笑いながら、浩一の背中を思いっきり叩いて来たので、浩一は痛がる。

その後、1人になった修吉は、梢の楽屋を探し、無人の部屋の中に入り込むと、思い切り大きな声で、バカヤロー!と叫ぶ。

さらに、朝だよ〜♪と歌い始める。

歌い終わった時、梢が部屋に戻って来て、ダメじゃないの!お兄さん、こんな所に入って来て大きな声出しちゃ!外に聞こえてるわよと修吉に注意する。

すると修吉は、俺はお前に偉いことを頼まれたもんだ。俺も芸人だ。黙っているオ○の役くらい簡単だと思っていたが、こんなに大変だとは思わなかった。でも、あのおばさんに会った時には、本当のお母さんに会ったような気になったよ…と打ち明ける。

1日だけでも良いのよ。おばさんの夢が叶ったんだもの…と梢は嬉しそうに答えていたが、そんな2人の会話にドアの外で気づいたのは幸雄だった。

人の気配がしたので、急いで兄の修吉を隠した梢の部屋に、いきなり入って来た幸雄は、今、誰かいたろ?と聞いて来たので、例えいたとしてもあなたには関係ないわ!と梢は不機嫌そうに答える。

みつ枝ちゃんがしていた襟飾り、僕が誕生日に君にあげたものじゃないのか?と幸雄が言うので、みつ枝さんにあげたのと梢が答えると、どうでも良いのか?と幸雄は責める。

そうじゃないけど…と梢は言いよどむが、あまり部屋にいると兄のことがバレそうなので外へ逃げ出す。

屋上へ逃げた梢を幸雄が追って来る。

満天の星空の下、偶然浩一も上がって来て、2人がいることに気づき、身を隠す。

幸雄が歌い出すと、梢もそれに合わせて歌い出し、自然に2人は寄り添うと、手を繋いで歌を歌う。

星空に流れ星が流れる。

仲睦まじく幸雄と梢が下に降りて行くのを見ていた浩一は、僕の夢は泡と消えてしまった〜♪と即興で歌う。

控え室に戻って来たおまつに会った修吉は、梢が6つの時、お袋が死んでしまって…、それから20年、思い出すのはお母さんのことばかりです…と打ち明けていた。

おまつの方も、私にも1人息子がいたんですが、10の時、流行り風邪で死んでしまったんです。でも、息子が死んだことが受け入れられず、きっと今でもどこかで生きていると自分に言い聞かせるようになっていたんです。そうこうしているうちに、本当にどこかで生きているような気になったんです…とおまつも真相を明かす。

笑わないで下さいね。こうやっていると…と瞼を閉じたおまつは、あの子の顔がはっきり見えますと言うと、あなたのお陰で、本当の倅に会えたような気がしますよと感謝する。

僕も本当のお母さんに会ったように思いますと修吉も答える。

明日からは、又私は1人になって、寂しくなるだろうと思いますとおまつが悲しむので、僕も忘れませんよと修吉は慰める。

そこにやって来た梢は、おばさん、ごめんなさいね。おばさんのためにと思って兄さんに頼んだんですと謝るが、おまつは、お礼を言いますよと梢に頭を下げる。

踊り子たちは、息子に会ったおまつが本当に嬉しそうでニコニコしているわと噂し合っていた。

おじさんの方はしょげてるわ。3べん廻ってワンと言うんですって!と踊り子たちは直吉のことを笑い合う。

芝居の小道具の駕篭の中に座り込み、しょげていた直吉を、おばさんが呼んでるわよと梢が呼びに来る。

渋々梢について来た直吉は、おまつの所に来ると、謝りゃ良いんでしょう!3べん廻ってワン!と言えば良いんでしょう!とふて腐れた態度を取る。

その頃、踊り子たちは、雪野さんが急病なんですって!と騒ぎ出していた。

事務室では劇の重要人物である弁五郎の役がいないので慌てていたが、支配人に電話した所、代役の心当たりがあるのですぐそちらに来ると言うことだった。

梢とおまつから、修吉の事を聞いた直吉は、お互い良い年をしてガミガミ言い合い過ぎたようだと笑っていた。

その時、梢を呼んだみつ枝は、これ返す!と奪い取った襟飾りを返そうとするので、どうして?と梢が聞くと、私、欲しい、欲しいと思って…、でも一度つけたら目の前が明るくなって、もうその気持ちは消えないと思うの…とみつ枝は言う。

それを聞いた梢は笑顔になり、良いのよ、あなたが一番好きなのがこれなんでしょう?大事にしてねと答えたので、みつ枝は、梢ちゃん、ありがとうと感謝する。

その頃、事務室にやって来た支配人(田中春男)は、代役候補はここにいる梢君の兄さんですよと関係者たちに言う。

しかし、関係者たちはその人物にまだ会ってないようだったので、目と口が大きく、背の低い芸人だよと支配人が特長を言うと、そこで一緒に話を聞いていた踊り子たちが、それはおまつさんの息子の事だと気づく。

すぐに、梢が呼ばれ、事情を打ち明けられるが、急な話し過ぎるし、弁二郎の役なんて代役なら、兄さんに勧められないわ…と梢は困惑する。

困り果てた支配人は、引き受けてくれたら、何でも君たちの条件は聞くよとまで譲歩してくれる。

梢は踊り子たちに、おばさんの息子って私の兄さんなのと笑顔で打ち明けるのだった。

舞台では、梢、幸雄、浩一と並び、代役に急遽決まった修吉が一緒に歌っていた。

ただ、自分が歌った後に歌い出す浩一が、いつも演歌調になるのが気になるようだが、それでも笑顔で、妹らと共に、歌へ!太陽〜♪と歌い続けるのだった。

イラストに「終」の文字


 

 

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